横浜みなと鍼灸院 整骨院より 手当と鍼

2018/05/15
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横浜みなと鍼灸院整骨院より

こんにちは、横浜みなと鍼灸院整骨院の平原です。

今日は、手当と鍼治療についてお話します。

人間は、大昔からケガをしたり痛いところに手を当てたり撫でたりする動作を無意識にします(手当)

するとその痛みが軽くなったように感じられます。日常生活の中で、誰もが一度はこの(手当)の効果を実際に体験したことがあると思います。


この現象を神経生理学の(ゲートコントロール説)で証明したのは、1965年にウォールとメルザックらによって提唱されました。


末梢神経線維はA(α、β、γ、δ【痛覚鋭】)線維、B線維、C線維に分類され、慢性的な痛みは通常C線維で感じ取ります。


C線維(鈍)の直径は細く(細い繊維からの入力は痛みを伝える)感覚を伝搬する速度は遅く圧迫には強いです。


一方、(手当)の感覚を伝える線維はAβ線維(触圧覚)で、C線維と比べると直径は太く(太い繊維は触圧覚)伝搬速度はかなり早く


(手当)により、この太いAβ線維が刺激を受け取れば、脊髄後角において抑制性の介在ニューロンを働かせて、


細いC線維からの痛み情報を遮断することがわかりました。1982年に若干内容の改善がなされましたが、


これがゲートコントロール説の概要です。


ゲートコントロール説を利用した鍼治療はTENS(経皮通電刺激法)というものがあります。当院ではSSPという治療器で施術します。


TENSは皮膚に鍼を刺入せず、皮膚表面に一対の電極を置き、高頻度・低電流の通電をすることにより、


太いAβ線維を刺激し興奮させます。そして結果的に、末梢神経障害由来の慢性的な痛みを緩和できます。

 

☆難しいことを言っていますが、「痛いの痛いの飛んでけ~~」が効くって事です(^^)/


◆施術する際は、完全自費施術もしくは、保険施術の併用になります。

 


横浜みなと鍼灸院 整骨院

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